「らららプログラミング」は、2次元の幾何学模様のグラフィックスを生成することができるビジュアルプログラミング環境です。

作成した模様は以下の形式のファイルとして出力することができます。

• SVG(Scalable Vector Graphics)形式
• PNG(Portable Network Graphics)形式
• 連番PNG (複数のPNGファイルの出力)

SVG形式のファイルは、Webブラウザにドラッグ&ドロップして表示することや、InkScapeに読み込んでPDF(Portable Document Format)形式に変換することができます。

Windows PC と PCにソフトウェアをインストールできる権限が必要です。 または Java を実行できる Ubuntu Linux の環境が必要です。

以下に前提とするソフトウェアを記載します。 ( また、 ここ に「なくても大丈夫だけど、あるとさらに良い」という位置づけのソフトウェアを記載します。 )

Windows 10環境で動作確認をしています。 メモリ8GBの環境で確認しています(Windows環境では、メモリ4GBでの動作確認はしていません)。

Ubuntu 環境( Ubuntu は Linux ディストリビューションのひとつです )で動作確認をしています。 Ubuntu の場合、メモリ4GBの環境で確認しています。

1920×1080 (FHD) 以上の解像度を想定しています。

Javaの実行環境が必要です。 Windowsの場合、無料で使える OpenJDK の Microsoft Build がいいと思います。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/java/openjdk/download#openjdk-21

Ubuntuの場合、OSインストール時に選択できる Java 実行環境で問題ありません。 OpenJDK (Java 11) の JRE で簡単な動作確認をしています。

Windows環境の場合、BIZ UDGothic をインストールすることを推奨します。

https://fonts.google.com/specimen/BIZ+UDGothic

以下のファイルをダウンロードし、適当なフォルダに保存します(アンインストールする場合は、ファイルを削除します)。

lalala.jar

ここ からダウンロードできます。

ご注意

上記リンクをクリックして、リンク先のページの「Download raw file」のアイコンからダウンロードします。 誤ってhtmlを保存してしまわないよう注意してください。 ダウンロードされるファイルは約8MBです。

いくつかサンプルを作成しています。 サンプルフォルダ sample のファイルをダウンロードし、サンプルプログラムを動かしてみます。

なお、「らららプログラミング」の細かい仕様を ここ に、少し記述しています(追記中の状態です)。

Windows の場合はエクスプローラーから lalala.jar をダブルクリック、または以下のコマンドラインで起動します。

java -jar lalala.jar

ダウンロードしたサンプルフォルダ sample のファイルを、エディタにドラッグ&ドロップします。 以下はサンプル 01_draw_regular_polygon.txt を読み込んだ状態です。

プルダウンメニューから実行を選びます。

実行すると以下のようなウィンドウが表示されます。

• 「パラメーターの指定」では、パラーメーターの値を変更します。
• 「グラフィックの出力」では、グラフィックの描画結果が表示されます。
• 「テキストの出力」では、テキストの出力があれば表示されます。

パラメーターを変えると、グラフィックの出力に反映されます。

また、「グラフィックの出力」のメニューから画像ファイルを保存できます。 画像ファイル保存時、jsonファイルにパラメーターの値を保存しています。 (テキストエディタで開き、値を見ることができます)

編集ウィンドウの終了メニュー、または、ウィンドウタイトルバーの閉じる(×) ボタンで、「らららプログラミング」は終了します。

セキュリティ関連の覚え書きです。

Java は、かつて米国のサン・マイクロシステムズ社によって開発されたプログラミング言語・実行環境です。 現在は、オラクル社が版権を所有します。

Javaの環境自体のセキュリティは、Java実行環境の配布元によって担保されます。

「らららプログラミング」について、セキュリティに関連しそうな事柄を以下にメモします。

( 要約: ユーザー操作の延長でのファイルの入出力のみ行い、それ以外のセキュリティリスクに関連するような処理はソフトウェアに含みません)

• インストーラーを持ちません
• 実行プログラムは、Windowsレジストリへのアクセスを行いません
• 権限昇格関係のAPIを使用しません
• 「らららプログラミング」は、ユーザー操作による入出力時にファイルへのアクセスを行います。
  • プログラムが記述されたファイルの読み取り
  • 画像ファイルの出力
• 現時点で、ダイヤグラムでプログラミングされたプログラミング言語の中から、以下を呼び出すことはできません(機能を作成してません)。
  • ファイルの入出力(ストレージへのアクセス)
  • ネットワークへのアクセス

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